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歌と朗読と言葉をつむぐ*まほろカンパニー

朗読の妖精

まほろカンパニーについてAbout Mahoro-Company

はじまり

まほろイメージ1

まほろカンパニーのホームページに、ようこそお越し下さいました。
代表の浜田真実です。

真実さん、朗読劇、一緒にやってもらえませんか?

ある日、私に声をかけてくれたのは、帰る場所のない子どもたちの緊急避難施設「子どもシェルター」で暮らす、10代の女の子でした。
彼女の夢は、声優になること。
シェルターのデイケアプログラムの一環として受けられるボイストレーニングの時間を利用して、夢に向かうための力試しがしたいとのことでした。

やるやる!!面白そう!

ボイストレーニングの講師としてシェルターに関わっていた私は、二つ返事で引き受けました。
私自身も彼女と同じ10代の頃、女優を目指して演技の勉強に没頭していた時期があったからです。

彼女が指名したのは、私ともうひとり。その施設の元スタッフで、プロの声優になったTさんです。
数日後、施設のデイケアルームで、たった三人だけの朗読劇が開催されました。

涙が出るほど楽しい!

まほろイメージ2

彼女は台本を自分で用意し、私とTさんにテキパキと役を割り振り、物語の概要を説明しました。

では!よろしくお願い致します」。

何の練習もなく、いきなり三人で読み合わせ!
ワクワクしました。

プロであるTさんの表現が素晴らしいのは当然のことながら、彼女の実力も相当なレベルです。聞くところによると、彼女はこの施設に来る前は、インターネット上のアマチュア声優として活躍していたそうです。

わぁ〜、どうしよう。楽しい。

息を合わせること、声に感情を乗せること、芝居をすること…
この場で行われていることの全てが楽しくて、心の奥底から震えるような嬉しさが湧き上がってきました。

夢を語って、大人から罵倒されなかったのは、初めて…

そうつぶやいた彼女は、とてつもない熱量を発しながら、その場にました。

ステキな子だなぁ… そうか… 夢か…

彼女は、夢を持ち続けることで、厳しい環境を生き抜いて来れたのだと言いました。

夢見る力を、私たちはもっともっと大切にして良い。
たとえ、いくつになっていたとしても。

三人の朗読劇の時間を通して、私はもう一度、自分の「好き」や「」に向き合いました。

私はその翌日、とある朗読教室の講座に申し込みました。

里の暮らし 里の唄 里の声

まほろイメージ3

朗読を勉強して、あらためて気づかされたのは、日本語の美しさ繊細さ。
その日本語で描かれる、人々の暮らし、心、風土や色彩の豊さです。

この国から急速に失われようとしているものが、民話や文学作品の中には、まだ輝きを放ちながら息づいていました。

未曾有の災害で失われた多くの命や、この国の現状に思いを馳せる時、大地に根差した私たちの普通の暮らしを、もう一度シンプルに見直し大切に育んでゆくことが、いま最も求められていることだと感じます。

普通に、当たり前に生きることの豊かさ美しさ楽しさを、声に乗せて表現したい。

私は私の思いを、大好きな歌や朗読と合わせて表現する場として「まほろカンパニー」を立ち上げました。
今後は、ライブ・映像・ポッドキャスト・エッセイなど、さまざまなメディアを通して「まほろカンパニー」の表現をお届けしたいと思います。

シェルターの女の子の、夢を肯定する勇気ある一歩から始まった「まほろカンパニー」。
あなたもご一緒にお楽しみいただけましたら、こんなに嬉しいことはありません。

今度とも、末永く「まほろカンパニー」をよろしくお願い致します。

まほろカンパニー
代表・浜田真実